2017/10
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切手
珍しく寝れることができた

部屋はまだ暗い

何時だろう・・

4時か・・

絶望感と嫌悪感が一気に心を覆いつくす

一瞬でいつもの感覚になり

デパスを飲む

日にちが迫っているというのに

これといった進展はない

というより・・

行動をしていないだけだ・・

・・・

・・・

銀行に電話をかけまくった

オリックス・・

三井住友・・

楽天・・

一件ヒットした

楽天だった

でも住民票の問題で身元確認が出来ないため無理だと最後に言われた

ここ数日で変更していただければ融資できます

そう言われた

でも

断った

馬鹿だと思う

借りるためにかけまくっていたのに・・

でも・・・

今の私にその金があったとしても

一瞬で無くなるような気がした

それが怖かったのかもしれない

土壇場でおじけづいた

現実を見た・・

どれだけ苦しかっても不払いはしなかった

ブラックにはなっていない

遅れながらも払った

ローン会社も人と人

相談すれば

いくらか払えば

何とかなってきた

しかし・・

もうそんな気分になれなかった

朝起きて

コーヒー代わりに焼酎を飲み

一日中ゲームをしている

酔いが回って

現実逃避の始まり・・

そんな生活を数日続けると

すぐ体に異変が生じる

もう若くないのだ・・

昨日もそんな糞みたいな一日だった

・・・

昨日の夕方・・

荷物が届いた

2016y11m21d_100939498.jpg

お米だった

・・・

・・・

あれは母が旅立った翌年だっただろうか

実家に住んでた時だ

私はたまたま夜中お腹が減って

少し離れた飲み屋街のうどん屋に行った

散歩がてら歩いて行った

和歌山では珍しく・・粉雪が舞い散る寒い夜だった

日曜の夜で時間は遅く

人もまばら

うどんを食べ

帰ろうとした時

路地の隅っこに人影が見えた

酔っ払いか

そう思って

立ち去ろうとしたが

・・

なにか様子がおかしい

体がぴくぴくしていて

あきらかに危険だと察した

私は話しかけた

でも

その方は

声にならない声で何を言っているかわからなかった

70歳くらいのおばちゃんだった

私は一気に状況の深刻さを理解し

周りを見たが誰もいない

すぐ救急車に電話した

おばちゃんに話しかけ続けた

でも話せる状態でなかった

何と言っているのかわからない

でも

ニュアンスですいません

って言っているような気がした

雪が降ってきて

私はダウンジャケットをおばちゃんにかけ

手を握ってもう来るから

もう来るからね

って話し続けた

私はそこに母を連想していたのかもしれない

待ち時間がこれほど長いと感じたことはなかった

早く来ない救急車に怒りさえ感じた

焦って焦って

あの焦りは

母が倒れた時と似ていた

おばちゃんはもう意識はなく

手を握ると弱弱しく握り返してくるだけだった

もう駄目なんじゃないか・・

そんな事を一瞬思った

やっと救急車がきた

状況を説明し

あわただしく隊員が搬送先に連絡を取っている

あたりに野次馬なんかいなくて

逆に不自然だった

私はすでにそのおばちゃんに感情移入していたため

他人事ではなかった

救急車に乗りこみ

搬送先の病院まで

同行させていただいた

待合室で待っていると

顔をこわばらせた

おそらく旦那様であろう

同世代のおっちゃんが走ってきた

顔が青ざめるとはあのことだろう

看護師から説明を受けていた

私の役目はここまでと思い

病院を抜け出した

正直嫌だった

この場所は母を連想さす

だから抜け出した

逃げたといった方がいいかもしれない

でも

大したことなければいいが

そう本当に思った

・・・

・・・

数か月が経った

私はその出来事も頭から離れていた

・・・

実家に見覚えのある方が来た

あのおっちゃんだった

私はびっくりした

どこで住所を調べたのだろう

あの時何かしらのタイミングで書いたのかもしれない

おっちゃんの顔でおばちゃんの無事が理解できた

それほど

安堵と感謝の気持ちで私を見つめてくれたからだ

病名は

脳梗塞だった

同窓会の帰り

発症したらしい

幸い

多少

後遺症は残るが今は元気にリハビリをしているとの事だった

おっちゃんは涙目でお礼を言ってくださり

百姓様なのだろうか

野菜をいっぱい持ってきてくれた

そして

最後に手紙をわたしてくれた

小さい紙に

筆ペンで

”その節はありがとうございました”

とだけあった

その文字は

幼児が書いたような文体で

でも・・

一生懸命書いたって事が伝わって

私は・・

ただ何も言えず

呆然とその手紙を見ていた

おっちゃんは私の手を握って顔を近づけ本当にありがとう

そう言ってくれた

・・

・・

次の年から

米の季節になると

実家にお米が届いた

いつも

手紙が入っていた

その手紙の文体が去年よりうまくなっている事がおばちゃんの回復具合を示していた

そのお米は本当においしく

一番良い場所で出来たお米を送ってくれていると想像できた

・・

・・

私は引越した

その事は今の鬼畜な生活から忘れていた

・・

昨日

荷物を開け

お米を見たとき

そのお米の色や大きさ・・

匂い・・

一瞬でおっちゃんやおばちゃんの顔がうかんだ

・・・

手紙が入っていた

いつも通り丁寧な文面で

2年前よりずっとずっときれいな文字だった

すごく長い文章だった

でもすごく優しくて謙虚で感謝に満ちていた

私は恐縮すぎてまた泣きそうになった

一文だけ抜粋させていただくと

”お兄ちゃん、おばちゃんが生きている間はお米を送らせてください、迷惑ならごめんなさい、お体だけはお気を付けください、健康が一番、来年も元気でお米をつくれるように頑張ります”

・・・

私は焼酎のふたを閉めた

外に出た

切手を買いに

おばちゃんに手紙を書くんだ

早朝の外の空気が心地よく

感じれたのはいつぶりだろう

おばちゃんに感謝





ぬこにメールしてやる
PAIZA CASINO


 
Secret
(非公開コメント受付中)

お久しブリーフ
いい話ですね。私も今、人生の岐路に立たされています。生きていれば、いつかはいい事あるかもね。そんな気持ちで日常を過ごす事が大切なのかもしれませんね…。


No title
>金閣寺様
ばんはっす。
お久しぶりーふっす。
本当久しぶりっす('ω')
人生の岐路・・
私もです・・
こうやって生きてれば少し幸せなことが起こるのも人生かもです。
でも・・
正直今は金閣寺様おしゃったように過ごすことができません。
それが大切だとわかっているのに
次の会話していただける時にはお互い楽しい気持ちだと切に願います。


おはようございます
えぇはなしやないかーい!
貴方は偉い!
感動して泣いてしまいましたよ。


No title
やあ、ぬこりっぴちゃん

もぐAmazonで座椅子と折り畳み傘買ってくれてありがとうございます><
もうすぐデッドライジングやねえ。
XboxLiVEゴールドメンバーカード用意せな~。

追伸:またメアド紛失してもーた。よかったらメールくらはい


No title
>呑んべぇ様
おはようございます<m(__)m>
泣いてしまったなんて(´;ω;`)
呑んべぇ様のお人柄がよくわかる気がします(*'▽')


No title
>もぐちゃん
やぁ、もぐちゃん。
コアボットがレベルアップしてますな|д゚)
折り畳み傘はオイラじゃないぞぉ
でも座椅子は何でわかったんだ・・

PS
箱からアド送りマスタ


こんばんみ(´・_・`)

ブログ拝見しとりました。
が、その文面から切羽の詰まりを半端ではないくらいに感じてしまい、何ともコメントすら出来ない自分がおりました。

流れなどではなく、ぬこ殿に確信を。。

悲しいくらいにお金は精神安定剤でもある。

何が言いたいのか。。

おやすみなさいまし。


No title
>コジコジ様
ばんはっす(´;ω;`)
なんというかっす
自分の現実が受け止められなくて・・
ごもっともなんです(´;ω;`)
1000円札が何錠の精神薬より安定しますです・・
情けなくて毎日苦しいです。
いつも見ていただいてありがとうございます<m(__)m>


プロフィール

nukonuko1117

Author:nukonuko1117

心得


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