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オイラの青春の思い出(長文)
今日は疲れた。

私は物置の掃除を数日かけてしている。

それと併用して部屋のガラクタ整理もしていた。

初期型プレイステーションが出てきた。

私はおもむろにタバコに火を付け、昼間からコンビニ限定スリムボトルスーパードライをプシュッッと開けた。一口飲み思い出した…

初期型プレイステーション…私は学生時代やはりマニアだった。クラスの女子からはぬこ君って毎日オナヌしてるらしいでぇ~気持ち悪い~だとか…寺尾をオカズにしてるんやで~だとか…水泳部の水着が盗まれた時の私に対する水泳部女子の視線が犯罪者を見る目だったのを覚えている。

そんな中…私は吸いたくもないタバコを吸い…いわゆる目立った奴らに気に入られ、そこそこ居心地の良い地位を築いていた…

女っ気は皆無でクラブでテニスをし、家に帰り、ゲームをしまくり、シコシコして寝る日々を送っていた。

あれは肌寒くセンチメンタルな気分が記憶に残る11月上旬だった…

私はいつもどおりクラブをサボりパチンコの新装に行くべく足早に下駄箱に向かっていた。すると…

ゆぅ「ぬこ君?」ぬこ「えっ?」私はドキッとした、それはクラスに1人はいる、マニアだが可愛い女子ゆぅ(あだ名)だった…私は動揺を隠せずなにか話さねばと思ったが、気の聞いた言葉が出ず思わず「オイラの上履き、くっさ~」と、わけのわからん事を言ったのを覚えている…

ドキドキしながら「なに?」と改めて聞くと、ゆぅ「ぬこ君ってゲーム上手いやろ~私最近格闘ゲームにはまってて」当時はプレイステーションが流行っていて私はかなりのゲーマーでもあった。ぬこ「そうなんや…」私は目もあわせる事が出来ずうわづった声で答えた…

ゆぅ「それだけ~じゃあねぇ~」ぬこ「うん、じゃ」………ゆぅは笑顔でトコトコ帰っていった。私は妙な気持ちになりチャリに乗ると終始たちこぎで全速力で帰宅した。その夜、、私は胸が熱くなってきた…この間、学年1不細工な女子に気持ち悪いと言われたからなのか?いや違う…

これは…

「恋」なのか…女子の秘部の仕組みを熟知していた私だが女子の心は全く熟知していなかった、、なんで私に声をかけたんだ?なんでだ?からかっているのか?なにかのバツゲームなのか?色々な考えが脳裏をよぎった…

次の日からゆぅはやたらと私に話しかけてくれるようになった…

ゲーム話の他に好きな音楽や映画の話などを沢山話した。学校に行くのが楽しくなった。しばらくしてテニスの試合があった。

私は自慢ぢゃないが、いや自慢だが県内ではそこそこ強かった。

試合中ふと客席を見るとそこにゆぅがいた。

私は俄然テンションがあがり、空回りしたものの運良く優勝出来た。

優勝した事も勿論うれしかったが、ゆぅがわざわざ見に来てくれた事に感極まってしまい、なにも考えられなくなってしまった。

帰り道…ゆぅが私の自転車の前で待っていてくれた。私はなぜか涙が出そうになったのを覚えている。するとゆぅは「おめでと」と一言その後…私の小さい口に小さい口でキスをしてくれた、そして無言で帰っていった。私は頭が真っ白になり、今起こっている現実を必死に理解しようと頑張った… 本当に帰宅途中の記憶は未だに無い。次の日私は熱を出した。 一睡も出来なかったのと疲れと人生初めての経験が全て重なったからだろう。

学校を休んだ私は布団の中で昨日の出来事を考えていた、熱が高く余計クラクラする。私の家は当時共働きで昼間は誰もいなかった。私は知らず知らずの間に寝てしまっていた、ポケベルの着信音で私は目が覚めた、当時は携帯など普及しておらず連絡手段と言えば家電かポケベルだった。何時だろう…熱はあるが腹が減る…ポケベルを見るとゆぅだった。

「ダイジョウブ?キノウガンバリスギタカラダヨ」と来ていた。

私は「キノウハミニキテクレテアリガトウ、カゼヒイタミタイ」とフラフラする中、家電でメッセージを送った。腹が減るがインスタントラーメン作るのもしんどかったので、私はすぐ布団に戻った…30分位だろうか…呼び鈴が鳴った。

だるかったので、居留守を使った。暫くしてゆぅからメッセージが届いた。

「オミマイダヨ、オキタラゲンカンミテネ」

私は玄関に行くと小さいお弁当箱とファンタオレンジが置いてあった。

私はすぐ外に出たがゆぅの姿はなかった。

お弁当のオカズは今でも覚えている。ミートボールとスクランブルエッグにケチャップ、小さいオニギリが3個とリンゴが二切れ入っていた。あと小さな手紙が入っていた。腹が減っているのを忘れ手紙を開いた。…「ぬこ君へ。昨日はごめんなさい、ゆぅは自分に正直なんだ…風邪早く治してまたお喋りしてねっ」

と短い文章だった。

私は熱があるのも忘れ、チャリに乗り必死にゆぅの家に行った。必死だった…今思っても人生でベスト1に近い位必死だった。

ゆぅの家に着いてなにも考えず呼び鈴を鳴らした。

ゆぅが出てきた。

家着姿が新鮮だったのを鮮明に覚えている。

私はゆぅが何か言う前に言った。

「ゆぅとずっと一緒にいたい」…

こんな言葉…人生で初めてだった。

ゆぅは笑いながら無言でうなづいてくれた。

私は恥ずかしながら泣き出してしまった。

人間感極まると涙が出るんだなと思った。

ゆぅはやさしく「なんで泣くのぉ?熱があるからやねぇ」と私にやさしく声をかけ家まで送ってくれ別れ際に小さい口でキスしてくれた。

…人生で初めて「彼女」が出来た日だった……

………

思い出にふけった後、私は一気にビールを飲み干した。やはりこのプレイステーション…捨てるのはやめよう・・


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